みどみどえっくす

元NO.1風俗嬢がゲスに真面目にエロを語る

風俗嬢として月収100万円稼いで気付いたこと。

風俗嬢が月収100万円。

この数字を見て、胡散臭いなぁと思いますか?

それとも、少ないなぁと思いますか?

それとも・・・

 

 

あぁ、何だかヒドイ。アフィリエイトの教材みたいなセリフから始まってしまった。

 

 

この数字はもちろん事実なんですけど。

身体一つで100万円っていうのは、気の遠くなるような数字だと、私は思いました。

ほぼ単価が決まっている肉体労働で100万円なので。

 

いつだったかお店の店長に「ここら辺界隈で、月にいくら稼いでたら人気だって言える?」と聞いた事がありました。

彼は「ん〜ここら辺だと100万だね。でも、今この景気で100万稼いでる子は見たことないなぁ。100万稼げたら本物だな!あはは!」なんて笑い混じりに言いました。

 

それくらい、私達のような肉体労働で月収100万円っていうのは現実味のない数字です(笑)

でも、私が出来たんだから、不可能ではないって事ですよね。

そして彼が見た事ないってだけで、本当はもっとそこらへんにゴロゴロいたかもしれない。

 

不景気は事実だけど、言い訳にはならないし、出勤日数はコンスタントに週5日×8時間です。

それ以上も、それ以下も、ありません。

 

 

 

だからあなたもどうです?!

今なら入店祝い金5万円!

 

 

 

って、今日はそんな話じゃないんです。

 

今となればどうして100万円にこだわっていたのか、自分でもよくわからないのですが。

 

きっと自分の中で指標みたいなものが、どうしても欲しかったんだと思います。

単純で頭がオイタなのでこれだけ稼いだら、絶対に幸せになれるって信じて疑わなかったんだと思うんです。

 

だけど稼いでも稼いでも、大学卒業後に就職しなかった事による両親への罪悪感は拭えなくて。

何なら稼げば稼ぐほど、不思議と本当にこれで良かったのかな?とすら思えてくる。

振り返ってももう遅くて、むしろ振り返る暇もなくて。

気が付けば、どんどん欲に溺れていく。

 

いつしか、こんなに稼いでも、使い道も無ければ目標も無いんだよなぁって。

仕事が楽しくて仕方なくて、お金は目的じゃなくオマケになっていて、仕事はお金を稼ぐための手段じゃなくて自分が楽しむ為の目的になってた。

まぁもちろん、タダではやらないんだけど。

ご飯食べたいですし。

 

何故あの時店長に、人気嬢としての月収目安を聞いたのか。

 

それは、単純にこの仕事をする事で世間に対する多少の後ろめたさと、学歴に対する大きな罪悪感を抱いていたからで、お金さえ稼げば全てが解消出来ると思っていたからなんだと思います。

 

それにこれまで積み上げてきた学歴と親の期待、全てを捨てて風俗嬢になったのに、お金すら稼げなかったら私はナニモノでもなくなってしまうのが、突然怖くなっちゃったから。

 

仕事については申し分なんかなくて、一部の極悪非道なお客を除いては、感謝と楽しさしかなくて。

まさに天職ってこういうこと、って思っていました。

 

だけど後ろめたさと罪悪感なんていつまでたっても消えるわけなんてなくて、むしろ幸せって何だっけ?って思えてくる。

 

初めから病んでなんかいないのに。

 

100万稼いでもブランド物を買い漁るわけでもなければ、趣向なんて全く変わることもなくて。

むしろ稼げば稼ぐほど、お金への執着は薄れていった。

 

余裕があるから身なりはどんどん綺麗になっていったけど、シャネルのバッグやカルティエのアクセサリーよりも、いつだって心惹かれるのはお金では買えないものばかり。

 

所詮、無い物ねだりなんだ。

そして恵まれてるからこそ、欲しくてたまらなくなる。

 

お金を稼ぐことを目的としていなかったから、世の中お金じゃないよ!とか、綺麗事なんか全然言えないし、むしろお金にはそこまで執着はないんだけど。

むしろそういう言葉っていうのは、人生の価値観が変わるほど稼いだ人間が言えばいい話なので。

 

一般社会で真面目に働く人からは、馬鹿じゃないの?って思われるのだと思う。

でも私は、風俗嬢になって本当に良かったっていうのだけは、どうしてもあるんです。

 

身体を重ねないと感じられない温度、優しさ、切なさ、汚さ、残酷さ。

はたまたおざなりに刹那的な感情でなければ埋められないものが存在するんだと、沢山見てきて、今がある。

そして、汚い人間の反対側には、光がある。

綺麗な人間の向こう側には、闇がある。

 

そんなのきっと初めから知っている人の方が多くて、誰に教えてもらうでもなく分かっている人の方が多くても、私には風俗嬢というツールがなければわかり得なかった。

 

何でも遠回りしなければ、石コロ一つも集められない自分を、たまには許してあげられるようになった。

 

そして私は、誰かに抱きしめてほしかったし、それ以上に誰かを抱きしめたかった。

 

セックスは心を通わせる為のツールではない。

人間ってそんなに綺麗なものじゃないし、むしろ、セックスってそんなに綺麗なものじゃなくちゃ駄目ですか?と、思う。

 

欲のままに欲しがればいいし、欲のままに乱れたらいい。

セックスに夢を抱きがちな人は、現実を見るべきだとも思う。

 

でも、きっといつかは私も、心の底から満たされるようなセックスをしてみたいな、という淡く矛盾した気持ちだけはある。

これもまた、無いものねだりなのかもしれない。

 

そして自分なりの稼ぎ方でいっぱいいっぱい笑って生きてきた。

私にとってはお金が全てじゃなかったけど、とびきり楽しい時間を過ごさせてもらった。

 

何かを得るためには何かを失わなければいけないというのは昔からよく言われる話で、私は自分の意思で全てを失う代わりに風俗嬢になった。

そして更に幸せを得たと思う。

いや、全てを捨てた代わりに、幸せにならなきゃって必死だったと思う。

 

ドン底でも、幸せは気持ち次第だと知った。

 

 

無いものねだりがこれまでの自分の人生の全てだったんだと気付いた時、ちっぽけな自分をこれ以上ないほど責めた。

 

苦労や経緯を知らずに、他人のものばかりを羨ましがる自分を、ゴミ屑だと思った。

 

そして私は馬鹿だから、すぐに色んな事を難しく考えて、賢ぶりたがる。

 

 

 

水商売って、強いていえば風俗って、後にも先にもお金しか残らないんだけど、でもこんだけぶっ飛んだ人生やってこれて、楽しかった。

それくらい、風俗って色んな欲が渦巻いていて、濃厚な時間だった。

色んなオトコが、自分の上を跨いで通り過ぎて行く。

毒ばかりだからこそ光が際立って見えて、私から見えるそれは、心底煌びやかでわかりやすいまでに綺麗な世界だった。

 

私はドン底や暗闇にいないと、当たり前を感謝出来ないのだと思う。

 

 

ただ、そんな話。

 

 

「生涯無一物。裸で産まれて、裸で死ぬ。」

即身仏になられた真如海上人の言葉です。

 

私は欲だらけで、到底このような境地には辿り着けないと思うのだけど、限りある資源とお金と命に感謝して、日々を邁進したいと思うんです。

 

 

そしてせっかくお金稼いだんだから、今度は人の為になるお金の使い方をしていきたいなと切に思う。

そこには、綺麗なお金、汚いお金といった差別はありますか?

 

もし無いのであれば、私は無条件に人を抱きしめられる人間になりたいし、もし差別があるとすれば、デリへル経営でも、やってみますわ。

 

軽蔑するのなら、してください。

私は、うんこで金稼ぎをしました。

 

もしも受け入れてくれるのなら、私のお金を、今度は綺麗なお金に換えてください。

一生懸命、人の為になれるよう、尽力します。

 

 

ずっと考えてはいます。

 

人の為になりたい。

でも、こんな私が・・・?

もしかしたら自分のような人間が、人の為になりたいと思う事自体が、おこがましいのかもしれない。

 

葛藤しています。

けど悩めるのも迷えるのもまた、恵まれているのだと思います。

 

私は人から言われたものでなく、全てを自分で考え自分で感じて、きっと沢山時間がかかると思うけど、色んな事を自分なりに決めていきたいと思います。

 

その為に、色んな事をお勉強させてください。

色んな事を教えてください。

 

大人になったら自分で考えろとか言われそうだけど、そういうアホみたいな気持ちで、毎日を過ごしていきたいなと思います。

すぐに賢ぶるな、と自分自身に言い聞かせます。

 

すみません、いつも以上にまとまりの無い文章でした。

 

 

 

北海道が、大変な事になりました。

 

つくづく、自分は生かされてるのだと、思い知らされます。

模索しながらでも必死に変わっていかなければ、時間がないような気がして、焦ります。

 

どうかせめて、これ以上被害が拡大しませんように。

 

では、また。