皆さんいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、ミドリです。
だいぶ前にですね、Twitterで呟いたのですけれど。
これのケース10。意外と本番強要で抑制できないお客様って、高齢者の方だったんだよな。
— ミドリ@元NO.1風俗嬢 (@midomidoxxxx) 2018年8月14日
性犯罪ともなれば極めて根深い問題だと思う。
高齢者の性犯罪、増加していることが明らかに 「枯れない」のか #ldnews https://t.co/R0uLmpsC5V
今日のテーマ「高齢者の性犯罪」についてです。
だいぶデリケートな問題かとは思うんですがごめんなさい、バッサバッサ切っていきます。
ただ、注意していただきたいのが高齢者と風俗嬢の関係についてのみ書いていきますので、あまり誤解なさらないように、お願いいたします。
あくまで私見です。
私、風俗嬢をやっていた時からすっごく疑問だったんです。
何故年寄りは頑なに本番強要してくるのか?
あまりピンとこないかなと思うんですけれど、実は年配のお客様の方が融通が利かなかったりします。
私は風俗嬢を始めたばかりの頃、若いお客様の方が勢い故にガツガツして来られたり、年配のお客様の方がゆったりまったりプレイを楽しんでくださるって寛大なイメージだったのですが、実際は間逆でした。
所謂若いお客様っていうのは、割と寛容だし、「入れる、入れない」の本番強要や交渉はプレイの一環として実は楽しめるものがありましたね。
お客様「ねぇねぇ、入れちゃだめ?入れたい!」
嬢「えー♡ダメだよー♡」
お客様「えーなんで?いいじゃんちょっとだけ♡」
嬢「えー♡これじゃダメ?気持ちよくなってもらえるように、いっぱいいっぱい頑張るから、お願い♡」
とか言ってキスしながら素股などね。
すごい楽しかった。
2回言うけどすっごい楽しかった。
3回目だけど、あれは良かったな。もっかいやりたい。
イチャイチャしながら、でも入れられないっていうのにはすごく興奮してましたね。個人的に。
っていうか何を言ってるのかなぁ私は?
過去のプレイなどはどうでも良いですよね(笑)
まぁ、「老害」とか、「キレる老人」っていう言葉があるくらいなので年配の方ってそういうものなんだろうくらいにしか思ってなかったんですけど・・・
ホント頑なだし、頑固。
そして何より厄介なのが、本番強要を断ると、不機嫌になるし、怒り狂う。
私の客運が悪かっただけなのでしょうか?
いえ、中には優しい優しい方も、いるんですよ。
けれど、どうしてもこういった方々は目立ってしまうし、割合が非常に多かったのも事実です。
というか、大体の方って年齢と共に性欲も低下していくものだと思うんですけど、そうではなく高齢者の部類に入ってからも足繁く風俗に通うって事は、本来その人が持っている性質もあるんでしょうけど、少なからずこのニュース記事に記載されている事例も当てはまるんだと思うんです。
それに含まれないお客様は「もうあまり元気がないから、横に寝て抱きしめさせてくれるだけでいいよ〜」っていうお客様が大半でしたから。
そして長年の疑問がこうして記事として具体化されていたっていうのは実に興味深いです。
せっかくなので、記事を基に自分の体験と照らし合わせてみたいなと思います。
前頭葉機能の低下
前頭葉機能の低下は、理性のコントロールという欲望を制御する力も弱めます。性欲は枯れず、理性のコントロールが下がると、『異常性欲』という形で認知症の症状が出てきます。
まずこれを見て、ちゃんとした理由があるっていうことにすっごくビックリしました。
漠然と一部の年配の方ってそういうものって思い込んでたから、もっと早くから調べておけばよかったと思いました。
そしたらもっと気が楽だったかもしれない。
「あ~はいはい。そっかそっか。前頭葉がオイタなんですね~」って。
ごめんなさいね、表現があまりに乱暴すぎますが、認知症の方を決してディスっているわけではないです。
ただ”こういったケースに限り"、裸同士の付き合いで相手がご年配の方とはいえ、男性の方に無理矢理抑えつけられて襲われるというのは、風俗嬢もまず人間でありオンナですから心身ともに堪えるものがありますです。
だってまず「性欲は枯れず、理性のコントロールが下がる」っていうのが怖い。
動物と同じじゃないですか。
オンナから言わせれば、歩く凶器ですよ。
性犯罪についても記事になっていますけれども、風俗嬢とのソレだって、立派なレイプであり、犯罪です。
プライド拗らせちゃった系高齢者
ただ、一つ思うんです。
前頭葉の働き云々の前に、きっとプライドもあるんだと思う。
所謂「若いモンには負けんぞ」的な。
これってきっと、若い頃ブイブイ言わせてた系男子にありがちだと思うんですけど、純粋に自分の衰えを受け入れられないパターンでしょうか。
女性にも言えると思いますが、若い頃中途半端にチヤホヤされてた方に限って、それが忘れられずに若作りや年齢に見合わない不自然な厚化粧で、何でかちょっと変な方向に行ってしまうっていうのと同じだと思うんです。
自分のアイデンティティを、他人からの評価に埋め込みがちな方にありがち的な。
自分が一番モテて可愛かった時のメイクや服装をやめられず、一般的にそこで拗らせちゃう方って、変に若作りや濃いメイクでちょっと時空が歪んでるらしいんですよ。
過去の栄光にすがってしまって、いつまで経っても自分自身をアップデートできない。
だから、男性でそういう方もきっと、自分が一番イケてた時の勢いとセックスが忘れられないから、時空が歪んでるんだと思うんです。
前頭葉以前の問題で。
コンプレックスの裏返しでしょうか。
プライド拗らせちゃった系高齢者アップデートver.
アップデートとは言うもののこれ、ただのプライド拗らせちゃった系高齢者の更に拗らせちゃったバージョンです。
少々皮肉交じりに言わせてもらえれば年の功とはよく言ったもので、自分のことを熟練のプロかなんかだと思ってるから、風俗嬢が自分の思い通りにならないのが大嫌いなタイプ。
力任せに触ってくるので、痛いと言っても聞き入れてもらえないか、「えぇ〜?大袈裟だなぁ、これ気持ちよくないなんて、おかしいんじゃないの?」とキレてくる(涙)
これも若い頃ブイブイ言わせてた系男子にありがち。
こちらも同じく時空が歪んでる。
プライドと衰えの狭間で揺れ動く感情
でも結局は自分のプライドと衰えの狭間で感情が揺れ動きすぎて、勝手に被害妄想してる方も結構いると思うんです。
「どうせ自分のことなんか冴えないジジイだと思っているんだろう!」「しかし若いモンには負けんぞう!」「ワシだって若い時には・・・!」っていう。
本当に面倒だし、相手にしていられない。
ごめんなさい。
でも、気持ちはわかる。
私だって童貞にきっと誉め言葉で「お姉さん、プロですね」とか言われたら、「はぁ?私だって少し前までは処女だったわ!」とかいう意味のわからない天邪鬼さは持ち合わせてるから。
「お姉さんが色んなこと教えてあげるからね♡」とか言っとけばいいのに。
自分の年輪にいまいち自信が持てずに卑屈に年老いていくパターンですね。
本当は素敵なのに。
今更反抗期なんですよ、そういう方たちは。
ほっときましょう。
その3つが合わさった時はまさに無敵。スター状態。
前頭葉の働きが衰えてくると、理性のコントロールまでもが下がってくる。
そして衰えないどころか暴走する性欲。
そしてコンプレックスと下手なプライドが、更にナニを加速させる。
この三拍子が揃うと起こり得ることとは、
押し倒す。抑えつける。
勃っていないのに無理矢理ねじ込もうとする。
もう、暴走しちゃってる。
キレる老人。暴走する性欲。
勃たないチンポ。
一体ナニがしたいの・・・?
あぁ、”ナニ”がしたいのか。
でも私は抱きしめたい
じゃあ今まで書いてきたこと何なのっていう話にはなってしまうんですが、でも一貫して言えることは、私はやっぱりそんなお客様もみんな抱きしめたいと思ってたんですよ。
押し倒して押さえつける、それで気が済むのならどうぞどうぞと思っていました。
そうせずにはいられない、個々の理由がきっとあるのでしょう。
身の危険を感じたときは全力で逃げ切りますが。
しかも、自分の孫くらいの歳の女性を痛めつける行為に軽蔑すらしますが。
高齢に近づくにつれ、人間って赤子に戻るって言いますよね。
人の話は聞かなくなるし、それなのに我儘だけは言うようになる。
身体的な事を言えば、オムツなんかもそうですよね。
だけどそれはもう、致し方ない。
犯罪や乱暴はもっての外ですけど、しかも認知症云々っていう難しくデリケートな話になると全然わからないけれど。
赤子に戻るとか前頭葉機能の低下が最終的に行き着く場所ならば、それを受容するっていうのも一つの仕事だと思う。
よく風俗嬢の仕事って、介護に例えられるんですよ。
お洋服を脱がせてあげるのも、身体を洗ってあげるのも、身体を拭いてあげるのも、全部全部風俗嬢の仕事。
そしてもちろんシモのお世話も、いわゆるお掃除も。
だから私も、今回記事にしたようなお客様が来られた場合は自分は風俗嬢ではなく、まずは介護者なのだと思い込むようにしていました。
だからワケのわからない事を言われても、意味のないことでキレられても、それをなだめて受容するのがまず仕事。
介護が前提でチンポは二の次。
最後に
ちなみに私、いまだに高齢者恐怖症です。
出来れば目も合わせたくない。というより、合わせられない。
嫌いとか、憎いとかじゃなく、ただただ怖い。
こういった事を仕事を通して経験してすっごく気になるのは、自分の孫と同じくらいの歳の風俗嬢を痛めつけてお家に帰ったあと、自分の孫にはどう接しているのかっていうこと。
孫にもずーっとキレてるのかな。
それとも相手にすらされてないとか。
それか「はぁ〜い、おじいちゃんだよぉ〜♡」とか言ってたら、すっごく笑える。
むしろ私にもしてくれよ、それ。
そういうプレイがしたかったよ、私は。
引退した今も、私はこれからもキレる男性高齢者を見ては介護が前提でチンポは二の次を合言葉に生きていくと思う。
もし何なら「南無阿弥陀仏」よろしく「介護がメインでチンポはサブ」と心の中で必死に唱え続けようと思う。
それがキレる老人と暴走するチンポを見て、自分を守るために学んだことです。
今日もまた、悩めるおちんぽがきっと何処かにいるのでしょうなぁ。
あぁ、ナンマンダーナンマンダー・・・